理事会・評議員会報告

社会福祉法人陽光 定時理事会議事録

日 時:平成28年3月12日(土) 11:15~12:20
場 所:熊本県熊本市西区河内町白浜字堀切1440-2
    みかんの丘 地域交流センター夢見館
理事総数:7名
出席理事:7名
  出席理事:金澤剛、原口秀輝、森田公一、小畑一喜、岩永靖、梅木英徳、池尻久美子
欠席理事:0名
その他出席者:7名
出席監事:2名
  出席監事:村田彫二、矢野文夫
  陪席:河津磨和、山田優、前川直、谷山京子、渡邊翼


1. 議事経過の要領とその結果

 上記の通り定款第9条第5項に規定する定足数に達したので、本理事会は適法に成立した。定款第9条第4項の規定に則り、議長選任について議場に諮ったところ、理事長金澤剛が全員一致を持って可決選任された。
理事長金澤剛は議長席につき、定款第9条第9項に定める議事録署名人を議場に諮ったところ、原口秀輝、池尻久美子が全員一致をもって可決選任された。被選任者は即時その就任を承諾し直ちに議案審議に入った。


第1号議案:台風15号入札結果について

議長は台風15号災害復旧工事について、担当者より報告説明することを伝え、担当者は資料に基づき説明した。
前川:前回の理事会で説明した台風15号災害復旧工事について見積入札を行い、結果が出ましたので報告させていただきます。
現在、陽光で加入している火災保険会社のあいおいニッセイ同和損害保険株式会社に被害状況の見積書を提出し、認められなかった部分もありましたが金額にして8,898,426円の保険金額となりました。
その内訳書で3社(株式会社 藤建設、松尾建設 株式会社、大成建設 株式会社)で見積入札を行いました。本来であれば競争入札で行うべきではありますが、緊急工事を行なわなければならなかった為、見積入札という形になりました。
結果、大成建設 株式会社が8,316,000円で落札となり、工事を3月7日から着工して頂いています。
台風被害総額として8,987,760円となりましたことを報告致します。

議長:以上、台風15号入札結果の承認を頂きたいのですが何か質問等ございませんか?

森田:保険の収入金額に対して修理金額の方が高いが、その差額はどうされるのですか?
前川:今年度の予算の修繕費より支出したいと考えております。

議長は議場に承認を求め、満場一致で承認された。


第2号議案:平成27年度2次補正予算(案)

議長は平成27年度の2次補正について、担当者より報告説明することを伝え、担当者は資料に基づき説明した。
前川:資金収支予算2次補正(案)について説明いたします。まずは法人全体として、
事業活動収入計 予算393,415千円に対して補正382,632千円とマイナス10,783千円
事業活動支出計 予算383,866千円に対して補正367,753千円とマイナス16,113千円
事業活動資金収支差額 予算9,549千円に対して補正14,879千円とプラス5,330千円

施設整備等収入計 予算100千円に対して補正100千円と変わらず
施設整備等支出計 予算30,217千円に対して補正29,992千円とマイナス225千円
施設整備等資金収支差額 予算-30,117千円に対して補正-29,892千円とプラス225千円

その他の活動による収入計 予算46,081千円に対して補正47,952千円とプラス1,871千円
その他の活動による支出計 予算52,081千円に対して補正53,952千円とプラス1,871千円
その他の活動資金収支差額 予算-6,000千円に対して補正-6,000千円と変わらず

当期資金収支差額合計 予算-26,568千円に対して補正-21,013千円とプラス5,555千円
と2次補正を考えております。

本部拠点に関しては、
事業活動収入計 予算2千円に対して補正2千円と変わらず
事業活動支出計 予算5,443千円に対して補正531千円とマイナス4,912千円
事業活動資金収支差額 予算-5,441千円に対して補正-529千円とプラス4,912千円

施設整備等による収支は変更ありません。

その他の活動による収入計 予算4,934千円に対して補正27千円とマイナス4,907千円
その他の活動による支出計 予算4,793千円に対して補正4,793千円と変わらず
その他の活動資金収支差額 予算141千円に対して補正-4,766千円とマイナス4,907千円

当期資金収支差額合計 予算-5,300千円に対して補正-5,295千円とプラス5千円
と2次補正を考えております。

河内拠点
事業活動収入計 予算367,821千円に対して補正357,863千円とマイナス9,958千円
事業活動支出計 予算339,873千円に対して補正330,245千円とマイナス9,628千円
事業活動資金収支差額 予算27,948千円に対して補正27,618千円とマイナス330千円

施設整備等収入計 予算100千円に対して補正100千円と変わらず
施設整備等支出計 予算17,886千円に対して補正17,661千円とマイナス225千円
施設整備等資金収支差額 予算-17,786千円に対して補正-17,561千円とプラス225千円

その他の活動による収入計 予算6,105千円に対して補正6,191千円とプラス86千円
その他の活動による支出計 予算42,183千円に対して補正37,969千円とマイナス4,214千円
その他の活動資金収支差額 予算-36,078千円に対して補正-31,778千円とプラス4,300千円となり、

当期資金収支差額合計 予算-25,916千円に対して補正-21,721千円とプラス4,195千円と考えております。
補正の主な原因とて事業活動による収入については入院等による収入減及び保険金額翌年繰越になったためです。経費については人員不足による人件費減、利用者減少による事業費の減、事務費については台風被害の翌年繰越による減です。その他の活動による収支については拠点区分間の資金移動によるものです。

議長:以上、2次補正予算の承認を頂きたいのですが何か質問等ございませんか?
議長は議場に承認を求め、満場一致で承認された。


第3号議案:平成28年度 事業計画(案)

議長:事業計画について法人全体を施設長より、各事業所を主任より説明いたします。

池尻:平成28年度 社会福祉法人陽光 事業計画を説明します。
陽光ビジョンとして社会に向けた自立支援の展開 ~地域には大切さを。 全国には成果を。 世界には教育を。~としました。

今年度目標を、「社会福祉法人の役割の明確化をはかる」とし、まず、財務の視点として(前年度比1.1倍の収入増を目指す)

  • 営業強化により各事業所の稼働率アップ、利用者増をはかる。
  • ガソリンや灯油業者の見直しも視野に経費節減に努める。
  • 新規デイサービス開設を検討中
    次に顧客の視点(地域や他事業所などへ自立支援介護を普及させていく)
  • 地域の公民館での勉強会や講演など積極的に受け、知識の普及を図っていく。
  • 自立支援介護施設としてある程度の地位を獲得し見学施設も増加しており、28年度も積極的に見学受け入れを行う。
  • ホームページ等広報媒体の更なる充実をはかる。
    次に業務プロセスの視点(地域医療や介護事業所との連携にて一連したサービスを提供していく)
  • 医療から施設への受け入れに対して相互にWINWINの関係構築をはかる。
  • 包括と連携し、地域ニーズを反映した総合事業の実施。
  • 新規事業の開設マニュアルを作成し、事業展開のスムーズ化をはかる。
    次に人材と変革の視点(各事業所職員の過不足ない配置を行う。職員のケアレベルの統一化をはかり、法人全体の職員の質の向上を目指す。)
  • 全職員の目標管理実施。介護職員全員キャリアパス(ステップ1)取得を目指す。
  • 新卒者の毎年度安定充足、離職率安定にて、今後の年間要員計画策定へつなげていく。

以上を目標に法人全体の平成28年度事業計画を作成しました。

議長:次に特養とショートステイの説明お願いします。

山田:平成28年度事業計画を説明いたします。

年間目標を「特養から地域へ」としました。財務の視点として、法人の収入増(前年度比1.1倍)に対して特養・ショート(合計56床)では年間稼働率を97.20%と目標とし、前年度と比べて月に10床を多く埋めていくよう取り組んでいきます。そのためにも水分・歩行・栄養・口腔機能・衛生に着目し肺炎や骨折での入院をなくすことと、日頃から利用者の状態把握につとめ、異常があった際に早期発見・早期治療につなげていきます。また、入居者に多い疾患等の症状を理解し、介護職員等が聴診や触診の技術の習得につとめ介護現場で必要なフィジカルアセスメントに力を入れていきたいと考えています。コスト削減の面ではPHSの水没が多かったために防水ケースの義務化やパットの見直しを行いコスト削減に努めていきます。
次に顧客の視点として、自立支援介護を広めていく中で今年度も外部の研究発表に参加していきたいと考えています。また、自立支援介護を実践するにあたり、利用者の目標設定を行い、達成するに向けてのカンファレンスや会議等で情報の共有をはかり日頃からのケアを意味あるものにするためにも利用者・職員がしっかり目標を理解し、やりがいにつなげていけるよう取り組んでいきたいと考えています。ADLの向上がみられる利用者などは特養にとどまるだけでなく社会への参加も踏まえて特養から地域へとでていける取り組みも継続して行っていきます。地域への発信という部分では職員が地域に出向き自立支援介護で学ぶ知識などを伝えていけるよう取り組んでいきます。
次に業務プロセスの視点として、特養への待機入居者の増加やショートステイのベッドコントロールを踏まえて営業活動を行い、連携事業所を拡大していきたいと考えています。そのためにも計画書を作成し他事業所との定期訪問・定期連絡を継続していき、また、新規事業所などにも営業活動を広げていきたいと考えています。職員の満足度向上に向けてノー残業デーを設定し、定時に退勤できるよう取り組んでいくことと、職員交流の場を年に3回行い、働きやすい職場になるように取り組んでいこうと考えています。
次に人材と変革の視点として、eラーニングを実施することで職員レベルの向上に取り組み、知識の習得につなげていきたいと考えています。また、入職1年未満の退職者を2名以下に留める事を目標にし、定期的な面談を実施することで不安の解消や問題への解決につなげ、継続した雇用となるよう考えています。
以上を平成28年度事業計画として目標としました。

議長:次にデイサービスセンターみかんの丘の説明お願いします。

渡邊:平成28年度事業計画を説明いたします。

まず財務の視点として、平成28年度は目標として新規利用者の獲得を30名としています。平成28年度は玉名にデイサービスのオープンも予定しているため、より多くの利用者獲得に力を入れていきたいと考えています。また、現在利用のいない玉名方面の居宅介護支援事業所にも積極的に営業活動を行い、新たな利用者の獲得を図っていきます。利用者の欠席者の理由の把握と改善、また振替での利用も勧め稼働率の向上に努めていきます。
 重大車両事故の0件を目標にしていきます。年に2回の運転講習会の実施、送迎前のスタッフの体調確認、新しい職員へ送迎時などの注意点を指導し車両事故のないように努めていきます。
次に顧客の視点として、自立支援の為にトリムやみかん通貨を利用した取り組みを実践しており、みかん通貨を流通させていくために毎月の季節行事、外出訓練、カルチャー教室等行い、みかん通貨を使用できるイベントを企画していきます。また、デイサービス祭りを開催し利用者の方へのリハビリに対するモチベーションアップを図っていきます。
 地域行事への参加を行い、サロンでの健康教室や講演も行っていきます。また今年度同様、みかんの収穫で忙しい時期は、夕食までの延長サービスも行っていき、ご家族の負担軽減にも努めていきたいと思っています。
次に業務プロセスの視点として、新規利用時、ケアプラン更新時、状態変化時には随時カンファレンスを多職種協働で行い、情報の共有に努めていきます。利用者の事故減少のためにヒヤリハットの積極的提出、ヒヤリハットの段階でのカンファレンスにより事故を防ぐ取組を実施していきます。さらには福祉用具、備品の毎月の点検、確認により安心して福祉用具を使用してもらい、また備品の紛失のないようにしていきます。
機能訓練加算Ⅰの算定のため、利用者の在宅に訪問し在宅での困りごとを明確にし、目標を立て、計画→実施→チェック→アクションのサイクルでの改善を図っていきます。更には新規利用者の栄養、口腔機能のアセスメントを行い、必要者への栄養改善加算や口腔機能向上加算の算定に取り組んでいきたいと思っています。
事業所評価加算算定の為、要支援者の方の運動器機能向上のために、利用者ごとに応じたリハビリの計画により介護認定更新時に維持・向上する方を70%以上にし、来年度の加算算定ができるように取り組んでいきます。
次に人材と変革の視点として、スタッフのスキルアップのために学会での研究発表を行うことにしていきます。年度初めに具体的な研究内容等を決定し進めて行きたいと思っております。またeラーニングの実施により、各自のペースで学習してもらいステップ1の取得にて、スタッフのケアレベルの統一化を図ります。またスタッフのモチベーションを維持していくために定期的な面談を行うこと、年間を通じてリフレッシュ休暇をとってもらいたいと考えております。

以上が平成28年度事業計画の説明になります。

議長:次に居宅事業所の説明お願いします。

谷山:平成28年度事業計画を説明いたします。

平成28年度事業計画の目標は「ケアマネージメントのスキルアップ」としました。
財務の視点として現在の給付管理者数がケアマネ4人体制で130人なので、目標を140人とし、早期に達成し、ケアマネ1名増員出来るように、新規利用者の獲得に努めていきます。
アクションプランとして、老人会、民生委員会など訪問し、また地域行事への参加、特に玉名地区重点訪問(新規事業開設にあたり)、包括支援センター・他事業所との連携、各種加算の100%取得(入院時情報連携加算、退院、退所加算、特定事業加算)また、経費削減にて効率良い訪問等、また節電、節水など省エネに努めていきます。
次に顧客の視点として、地域の中での役割を明確化して、各包括支援センターと連携を図りながら地域行事に参加していきます(認知症徘徊模擬訓練など)。また、公民館等での専門性を生かした勉強会、健康教室など開催を企画しています。
その他、ブログ(毎週水曜日)、広報媒体の充実を図っていきます。また研修会、事例検討会へ参加しケアマネージメントのスキルアップを図っていきます。
次に業務プロセスの視点として、業務の効率化を図り、ケアプラン、モニタリング作成、担当者会議の開催、要点記録の確実な作成、記録を行い個人台帳の整理行っていきます。また、退院前カンファ、地域ケア会議に積極的に参加、連携を図っていきます。
次に人材と変革の視点として、H29年度に向けて介護保険制度の熟知、行政との連携、地域ケア会議などに参加し、知識、技術の習得に努めていきます。
担当件数増に付き、ケアマネ1名増員していく。また、充実した研修、オリエンテーションを実施していきます。また、次期管理者の育成として、収支他、管理業務の伝達を随時行っていきます。

議長:次にデイサービスセンターみかんの花の説明お願いします。

河津:平成28年度事業計画を説明いたします。

平成28年度の目標を「介護保険適用事業所としての役割を果たす」とし、財務の視点として、開設して、毎月3~4名の新規利用者の紹介を受けており、登録者数で言えば、3月時点で収支計画を超える形となっている。この状態が長続きする為に紹介を受けていない居宅事業所への営業活動。また、利用者の変化(成果)が客観的に理解できる指標を用いて介護保険適用事業所の役割をアピールしていきます。
次に顧客の視点として、約半年間の活動を終え、少しずつではあるが「デイサービスセンターみかんの花」の知名度も上がってきた。しかし、それは同業者の中だけであり、地域や一般の方々に広がっているとはいいにくい状況です。そのため、来年度は地域に目を向けていきたいと思います。
まず、今年度ほとんど行わなかったイベント活動。季節感のある行事や夏祭りを実施することで地域の方々の参加、連携を図ることが狙いです。
もう一つ、地域で行われる健康教室への参加。今年度も何度か依頼はあったのですが、来年度は既に3団体からの依頼が来ているので、この機会を生かして法人全体の外部参加のツールにしたいと考えています。また、現在まで培ってきた自立支援の技術を生かして、デイサービス利用者の入院者を減少させたいです。
次に業務プロセスの視点として、新規事業展開をするにあたって、最も大切な一つが営業活動であると考えています。平成28年度はその営業活動を向き不向きではなく、相談員業務と位置づけたいと思っています。手始めに毎月行う実績報告を営業ツールとして利用し、居宅事業所へ足を運ぶことで連携事業所を増やしていきます。また、新規事業所を開設するにあたって浮かび上がる問題や課題を次の機会に生かせるようにマニュアルとして蓄積する作業も行っていきます。
次に人材と変革の視点として、去年の7月に事業所が開設して、約半年間大きな問題も無く事業運営できています。しかし、これから先の事業展開を考えれば職員のスキルアップは不可欠になってくるので来年度は各専門職が代表になり必要とされる勉強会を実施して、個々のスキルアップを目指すと共に指導する立場からも物事を考え「伝える技術」の習得に努めたいと考えています。
なお、法人全体で取り組むeラーニング(ステップ1の取得)は100%を目指します。

議長:以上で平成28年事業計画(案)の説明は終わりですが、質問等ございませんか?

原口:生活保護の方の特別養護老人ホームの入所は何人ぐらいいらっしゃるのですか?
前川:現在、生活保護の利用者が1名と施設減免者が1名いらっしゃいます。
原口:生活保護の方を受け入れたとしても国等からの補助で施設の収入は変わらないのですか?
前川:みかんの丘はユニット型なので、部屋代の個人負担金分がマイナスとなりますので何人もとなると経営上厳しくなります。社会福祉法人としては、できる限り受け入れて行かないといけませんが、後は経営とのバランスを考えて行かないといけない状況です。

議長:事業計画で議場に承認を求め、満場一致で承認された。


第4号議案:平成28年度 当初予算(案)

議長は平成28年度の当初予算について、担当者より報告説明することを伝え、担当者は資料に基づき説明した。

前川:平成28年度資金収支次期当初予算(案)について説明いたします。当初予算は平成27年度2次補正予算との増減で作成しております。まずは法人全体として、
事業活動収入計 2次予算382,632千円に対して当初予算426,333千円とプラス43,701千円
事業活動支出計 2次予算367,753千円に対して当初予算399,367千円とプラス31,614千円
事業活動資金収支差額 2次予算14,879千円に対して当初予算26,966千円とプラス12,087千円


施設整備等収入計 2次予算100千円に対して当初予算0千円とマイナス100千円
施設整備等支出計 2次予算29,992千円に対して当初予算17,040千円とマイナス12,952千円
施設整備等資金収支差額 2次予算-29,892千円に対して当初予算-17,040千円とプラス12,852千円

その他の活動による収入計 2次予算47,952千円に対して当初予算10,390千円とマイナス37,562千円
その他の活動による支出計 2次予算53,952千円に対して当初予算10,390千円マイナス43,562千円
その他の活動資金収支差額 2次予算-6,000千円に対して当初予算0千円とプラス6,000千円

当期資金収支差額合計 2次予算-21,013千円に対して当初予算9,926千円とプラス30,939千円
で当初予算を考えております。

本部拠点に関しては、
事業活動収入計 2次予算2千円に対して当初予算2千円と0千円
事業活動支出計 2次予算531千円に対して当初予算5,554千円とプラス5,023千円
事業活動資金収支差額 2次予算-529千円に対して当初予算-5,552千円とマイナス5,023千円

施設整備等による収支は0千円です。

その他の活動による収入計 2次予算27千円に対して当初予算5,590千円とプラス5,563千円
その他の活動による支出計 2次予算4,793千円に対して当初予算0千円とマイナス4,793千円
その他の活動資金収支差額 2次予算-4,766千円に対して当初予算5,590千円とプラス10,356千円

当期資金収支差額合計 2次予算-5,295千円に対して当初予算38千円とプラス5,333千円
で当初予算を考えております。

河内拠点に関しては、
事業活動収入計 2次予算357,863千円に対して当初予算372,646千円とプラス14,783千円
事業活動支出計 2次予算330,245千円に対して当初予算347,230千円とプラス16,985千円
事業活動資金収支差額 2次予算27,618千円に対して当初予算25,416千円とマイナス2,202千円

施設整備等収入計 2次予算10千円に対して当初予算0千円とマイナス100千円
施設整備等支出計 2次予算17,661千円に対して当初予算16,540千円とマイナス1,121千円
施設整備等資金収支差額 2次予算-17,561千円に対して当初予算-16,540千円とプラス1,021千円

その他の活動による収入計 2次予算6,191千円に対して当初予算1,200千円とマイナス4,991千円
その他の活動による支出計 2次予算37,969千円に対して当初予算9,190千円マイナス28,779千円
その他の活動資金収支差額 2次予算-31,778千円に対して当初予算-7,990千円とプラス23,788千円

当期資金収支差額合計 2次予算-21,721千円に対して
当初予算886千円とプラス22,607千円と考えております。

池上拠点に関しては、
事業活動収入計 2次予算24,767千円に対して当初予算53,685千円とプラス28,918千円
事業活動支出計 2次予算36,977千円に対して当初予算46,583千円とプラス9,606千円
事業活動資金収支差額 2次予算-12,210千円に対して当初予算7,102千円とプラス19,312千円

施設整備等収入計 2次予算0千円に対して当初予算0千円
施設整備等支出計 2次予算12,331千円に対して当初予算500千円とマイナス11,831千円
施設整備等資金収支差額 2次予算-12,331千円に対して当初予算-500千円とプラス11,831千円

その他の活動による収入計 2次予算41,734千円に対して当初予算3,600千円とマイナス38,134千円
その他の活動による支出計 2次予算5,190千円に対して当初予算1,200千円マイナス3,990千円
その他の活動資金収支差額 2次予算36,544千円に対して当初予算2,400千円とマイナス34,144千円

当期資金収支差額合計 2次予算12,003千円に対して
当初予算9,002千円とマイナス3,001千円と考えております。

事業活動収入については、介護保険収入で34,800千円程度と台風の保険収入9,000千円でプラス43,701千円増、事業活動支出については、昇給等により人件費で18,769千円増、利用者増加による経費アップで事業費4,955千円増、台風修繕費の9,000千円計上を含めて事務費7,788千円で予定しています。

その他、設備資金借入金返済が15,040千円、固定資産取得(パソコン等)で2,000千円を予算として計上しております。その他の活動による収支については、全て拠点間の資金移動の金額となっています。

議長:以上で平成28年度当初予算(案)の説明は終わりですが、質問等ございませんか?

議長は議場に承認を求め、満場一致で承認された。


その他報告事項

「職員処分について」
池尻:特養で働いている職員の処分をおこないましたので報告させていただきます。
平成27年度遅刻が9回と多く、注意、勧告をおこなってきたのですが、改善が見られず2月の給与で1ヵ月間減給(10%)を行ないましたので評議員会で報告させていただきます。

森田:きちんとその時の書類は取ってあるのですか?
池尻:本人から始末書等の書類は取りました。本人も反省している様子でした。
森田:後からトラブルにならないようにきちんと書類を残して行ってください。

「玉名地区新規事業について」
河津:まだ土地も見つかっていない為、玉名地区でデイサービス等を考えている段階なので、報告だけさせて頂きます。今後、計画をしていきますので何かご意見が宜しくお願いします。

現在の河内地区にデイサービスを開設して10年が過ぎ平成28年1月現在で要介護者登録78名要支援者登録69名と全体で約150名の登録となっています。
要介護者の地区割合が熊本地区40.6%、玉名地区59.4%
要支援者の地区割合が熊本地区33.4%、玉名地区66.6%
全体で熊本地区36.7%、玉名地区63.3%となり玉名地区の利用者が約2/3を占めている状況です。
また、玉名地区は2025年に老年人口比率が現在の28%から36%と急速に高齢化が進むことが予測されています。平成29年4月からは総合事への完全移行(熊本・玉名)に伴い「社会福祉法人陽光」として平成28年度中に玉名地区で総合事業も含めたデイサービス事業所開設を考えています。
事業目的として、① 玉名地区での新規利用者獲得、② 玉名地区の総合事業への参加、③ 自立支援介護+IADL改善の実践

事業所として開設予定場所を横島地区で考えています。①みかんの丘より20分程度の距離で連携、②国道沿いの場所で目立つ場所、③現在のみかんの丘利用者が多数住んでいる地区で競合するデイサービスが少ない場所

事業所規模はデイサービス 定員30名規模程度(デイサービス通常規模)

総事業費 200,000,000円(概算)
土地 26,000,000円(土地350坪×約70,000円)
建物 136,000,000円(概算)(180坪×700,000円)
備品 20,000,000円(リハ機器、厨房機器等)
運転資金 18,000,000円

事業コンセプトとして、「心身機能改善を目的としたデイサービス」を考えており、最新の機器を使用して、専門のスタッフのもと個人に合ったトレーニングプランを遂行します。また、池上地区新規事業「みかんの花」で蓄積された業務手法を活用して、小集団でのグループ活動を実践します。
今回は事業所の設計からこだわりを深め、事業所本体が「リハビリ機器」であると考えています。設計の時点でハード面を充実させることで、他の事業所との差別化を図り、選ばれる事業所になることを期待しています。
その他、ウォーターベッド・メドマー等のリラックス効果が期待できる医療機器を配置して、痛みの緩和に努めると共に継続的なリハビリにつなげます。
認知症ケアに関しては、当法人で取り組んでいる知識を中心に学習療法を交えて予防・改善に努めます。
社会参加の視点でいえば、デイサービスに通うことが「すでに認知症ケアである」と位置づけ、決められた曜日に外出することや身だしなみを整え、他者に合う絶妙な緊張感がそれに値すると考えています。
以上のような形で計画を進めていく予定です。今度の5月の理事会で事業計画を提出するつもりで進めて行きますので宜しくお願いします。

議長:以上で報告は終わりましたが何か質問等はございませんか?

村田:まだ、計画段階で報告という状態なので、評議員会でも意見があったように、資金面・場所等、考えて事業計画をお願いします。


議長は、以上をもって本理事会、全ての議案を終了した旨を宣し、閉会の挨拶を述べ、12時20分散会した。

上記の決議を明確にするため、この議事録を作成し、議長及び議事録署名人が次に記名押印する。


平成28年3月12日

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