みかんの丘 特別養護老人ホーム
平成30年度 法人事業計画
年間目標:自立支援に合ったケアの統一化
①財務の視点
- 特養待機者の増加のため営業活動を行い、退所後早期受け入れ態勢の準備を整える。
- ご利用者の異常時、状態変化を予防・早期発見するためにフィジカルアセスメントを日々行う。
- 看取り加算、栄養改善加算の取得につとめる。
②顧客の視点
- 自立支援介護に興味がある施設、地域などへ職員を派遣し、事業所又は公民館などを利用し健康教室や、サロンを行う。
- 相談員が毎月各事業所へ訪問、報告を行う。安定した紹介を頂くために、医療機関への新規営業も行う。
- 地域行事へ参加するために、職員のシフト管理を行う。
- 社会人としての接遇を強化するために接遇研修を行う。
③業務プロセスの視点
- ホームページのブログは自立支援の視点での取り組みを記載する。
- 前年度の業務マニュアルを見直し、改善を行う。
- 業務の省力化としては入浴リフトの導入を検討している。
- 外国人技能実習生の受け入れも決まっており、統一した指導が出来るように「報告・連絡・相談」を業務だけでなく、日常、接遇面でも徹底していく。
④人材と変革の視点
- eラーニングのステップ2取得
- 職員面談を初期、中期、後期と分け、目標や進捗状況を確認しながら職員育成に努める。
- 外部研究発表会にも積極的に参加し、他施設の取り組みと自施設の取り組みを比べることで新たな目標、取り組みへつなげる。
熊本県福祉サービス第三者評価結果公表基準
概要
利用対象者 |
介護度1~5の介護認定を受けられた方 |
利用定員 |
50名 全室個室 |
全室個室によるユニットケア方式を採用しており、家庭的な環境づくりを行っています。
各ユニットには、ミニキッチン・談話室・温泉を利用した浴室を完備しています。
運営方針
根拠ある介護を取り入れ「治療する介護」を達成する為に以下を目指します。
- 1.オムツ使用率ゼロ%達成
- 2.要介護4の利用者の歩行達成
- 3.常食化 胃ろうゼロ達成
- 4.認知症周辺症状改善の達成
- 5.全利用者の1日水分 1,500cc以上の達成
サービス内容
1.食事
みかんの丘では、食事を何十数種類のメニューから選ぶ自己選択方式を採用しています。
人は誰でもその日に食べたいものを自分で選んで食べたいものです。
今までの1ヶ月決められたメニューを提供するのではなく、たくさんのメニューの中からその日に食べたいものを選ぶ自己選択方式へ
朝食・・・日替わり・トースト・パンケーキ
昼食・・・日替わり・他、定食・麺類・丼物から
夕食・・・日替わり・他、定食・麺類・丼物から
栄養バランスが崩れないよう管理栄養士指導のもと、スタッフの声掛けで調整を行っています。
「取り組みについてはこちら」→
http://www.mikan-oka.com/tms.html
朝食 |
8:00 ~ |
昼食 |
12:00 ~ |
おやつ |
15:00 ~ |
夕食 |
18:00 ~ |
2. 入浴
ケアプランに応じて入浴回数・入浴日を決めさせていただきます。
自立支援の一環として、ご自分で出来得る範囲のことは行っていただいております。
もちろん、その際もスタッフ一同、最新の注意を払い、つきっきりで介助・見守りを行っております。
3. 排泄
入居者の状況に応じて適切な排泄介助を行なうと共に、排泄の自立についても適切な援助を行ないます。
「トイレで排泄」を合言葉に、「オムツ使用ゼロ」「入居者全員に布パンツ使用」を実施しています。
自立支援の最終目標一つとして、自分で尿意・便意を感じてトイレで排泄できるようになることが、快適であり健康的な自立した生活と私どもは考えるからです。
4. 離床、着替え、整容等
- 寝たきり防止のため、出来る限り離床に配慮します。
- 生活のリズムを考え、毎朝夕の着替えを行なうよう配慮します。
- 個人としての尊厳に配慮し、適切な整容が行なわれるよう援助します。
5. 機能訓練
機能訓練指導員により入所者の状況に適した機能訓練を行い、身体機能の低下を防止するよう努めます。
当施設の機能訓練は日常生活自体がすべてリハビリテーションになるように援助していきます。車椅子で入居される方でも食席では椅子に座り、軽い介助で立てる方は食席やトイレまで歩きます。またリハビリテーションをする事自体が目的ではなく、歩行練習、手を動かす先に「その方の夢」を見据えての練習も個別に行っています。
6. 健康管理
嘱託医師による週1回の診察日を設けます。
診察日以外でも心配のときはいつでも診察を受け付けます。
7. レクレーション等
様々なレクレーションを準備しております。