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自立支援 バックナンバー

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83歳の女性(要介護度5)※9月に挙げた方です。

入所前
水分 600~800ml
食事 義歯なし 主食 二度炊き 副食 キザミ
運動 実施せず 車いすでの生活
排便 終日オムツ着用だったために尿意・便意不明
医療 褥瘡(ステージⅡ)あったが現在治癒 バイアスピリン服用中のために怪我に注意
   目立った浮腫はみられず

入所後(6ヶ月)
水分 1865ml
食事 義歯作製依頼中 常食の提供 全量摂取 箸を使って自力摂取
   ※時折、食事で遊ぶことはみられる。
運動 歩行器歩行120m(前回は最高80m)
排便 3日から4日に自然排便がみられる。
※自然排便がみられる前は自身で排便を触ってだすことがあった。自力にて排便が出しきれない状態もあったために水分ケア・活動量の増加に合わせてファイバー(水溶性)も増加して改善みられる。
医療 特に問題なし

その他 入所当初は声かけに対して発語もなく、興味を示すことがほとんどなかったが、2か月経過したころより、笑いが見られるなど表情も豊かになり、一言ずつではあるが発語もみられるようになってきた。発語に関して言うと現在では会話ができるようにまで至る。自分で「どこにいくと」など歩行訓練を実施前など自発的な発語もみられ、笑顔もよくみられるようになる。

取り組み
歩行の訓練イメージ 11/24に運動会に参加。参加種目として徒競走に参加される。頑張ったことでメダルをうけとると笑顔で喜ばれる。日頃から歩行訓練を頑張っているからですよ、と伝えると声を出して笑われる。

11/26に久しぶりに息子さんが住んでいる自宅に戻られる。
(付き添った職員記録)自宅へ外出される。玄関段差あり、抱え介助にて玄関入口座る。座ってからは2名介助にて畳の部屋まで歩行(7m)。部屋に入ってからは職員と交えて息子様と話しされる。普段よりも多く話され昔話など話しが弾む。帰りも2名介助にて部屋から玄関まで歩行(7m)段差も声かけにて降りることができる。自宅を出てからはなじみのある場所周辺をドライブし帰園する。息子様も歩行状態が良い事と笑顔が増えたことにとても喜ばれる。

これからの取り組み
・継続的に自宅に帰れるよう機会をつくっていく
・再度目標設定を行い、本人のニーズをアセスメントを通して探る。

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