母は入院をきっかけに紙おむつの生活となりベッドで
過ごす時間が多くなっていました。
家族もそれを歳だから仕方のないことと受け取っていました。
ですから、みかんの丘の「オムツではなくトイレで排便をして頂く、
日中は起きて過ごす、よく噛んで食事を摂る」という取り組みを初めはちょっと
びっくりしました。でもその生活の中で母は元気になっていきました。
面会にくると、椅子に座って他の皆さんと一緒にホールで過ごしており、首をかしげるような仕草で皆さんの会話の中に入っていたのが印象的でした。 体調の低下で再度入院となりましたが私達家族と笑顔で会話が出来るまでになりその一時は嬉しい思い出になっています。
幾つになってもオムツの中で排便をしない、起きて過ごす事は大事なんですね。みかんの丘さんには感謝しています。
「ありがとう」「ここで良かったです」の言葉を家族の方から頂けた時、私達は何よりの喜びを感じます。改めて、人生の大切な一時にかかわらせて頂く者として、みかんの丘が目指す介護を通じ、皆様が笑顔になって頂けるよう頑張っていかなければ!と身の引き締まる思いです。