理事会・評議員会報告

社会福祉法人陽光 定時評議会議事録

日 時:平成30年12月8日(土) 10:50~12:05
場 所:熊本県熊本市西区河内町白浜字堀切1440-2
    みかんの丘 会議室
評議員総数:7名
出席評議員:6名
  出席理事:上野歩、原口秀輝、森田公一、池尻久美子、河津磨和、前川直
欠席評議員:1名
  欠席理事:小畑一喜
出席監事:1名
  出席監事:梶原浩一
欠席監事:1名
  欠席監事:村田彫二

議事経過の要領とその結果

 上記の通り定款第26条第1項に規定する定足数に達したので、本理事会は適法に成立した。定款第27条第2項の規定により、議長に理事長、議事録署名人は監事梶原浩一となり、即時その就任を承諾し直ちに議案審議に入った。

議長:議案に入る前に報告事項がありますので担当者より説明します。

報告事項

新規事業「デイサービスみかんの木」について
河津:新規デイサービスセンター建設の件ですが、前回理事会で申し上げました工程では、平成30年11月オープンとお伝えしていました。しかし、西日本豪雨や北海道地震の関係もありまして、建設が大幅に遅れ、結果的には平成31年1月下旬の引渡しになり、現在、オープンは平成31年2月11日で考えております。更なる遅れは考えにくいと思いますので、現在オープンに向けて各居宅支援事業所への報告や行政機関に対する申請と最終的な詰めの段階にあります。
 別紙にて工事の工程表及び物品購入状況について資料を作成していますので、詳細についてはそちらをご覧ください。以上報告を終わります。

議長:新規事業について質問等ございませんか

議場 特になし

議長:それでは次の報告事項を担当者よりお願いします。



虐待について
池尻:まず虐待が発覚した状況を説明いたします。平成30年8月17日、市の介護相談支援員より、6月13日訪問分の報告書を渡された際、6月13日の利用者聞き取りの内容についての経過を確認されました。その内容は、“「怒られてばっかり、職員の人に・・。やられてばっかり。」と言われたというものでした。職員に伝達されたということでありましたが、施設内で申し送りがなかったため、その事実が周知されていませんでした。
当時の対応としては、8月17日~19日にかけて、他職員及び本人へ聞き取りを行いました。
数人の職員に確認すると、昨年8月に身体虐待で懲戒処分を受けた介護職員Tでないかとのこと。対象利用者にも事実確認すると、「そういえば怒られよったかなぁ。もう忘れた。今はもう見らんけんよか」との事。他の利用者数人にも確認すると「自分が怒られたりしたことはないが、他の人に強く聞いているのは聞いたことがある」、「あの人は、言ってもトイレに連れていかっさんときがある」と話されました。
他職員など利用者等へ聞き取りを行った後、介護職員Tへ上記の件等の事実確認を行いました。
介護職員T「前のユニットでは口調は強くいったりしたことはあります。でも今はしていません。トイレに関しては、そういうこともあったと思います。」「自分に余裕がないときに、コールがずっとなったりして、ついいらいらして、強く言ったりした。」と6月まではしばしば強い口調でケアをしていたことを認めました。

(追記)
介護職員Tについては、H29、8月の身体的虐待発覚当時、認知症重度で女性利用者が多いユニットでしたが、虐待発覚後、比較的認知症中度で男性利用者が多いユニットへ異動をおこなっていましたが、それでも接遇や対応に対して、他の利用者や職員から何度か苦情が出ており、誰か他の職員がいる前ではそういう面を見せないが、他ユニットの職員が大きな声を聞いたことがあるなどと報告があった為、その都度、主任より注意をしていましたが、職員から声をきかなくなることはなかんあので、施設長から厳重注意をし、平成30年7月1日付けにて、別フロアの認知症自立度Ⅰ~Ⅱaの方が大部分を占めるユニットへ異動を行いました。
その後は、すぐにトイレに連れて行ってもらえず待たされることがある、言い方は穏やかだけど、いやみみたいなことを言われるときがある等の苦情が時折みられますが、特に利用者が拒否するなど大きな問題はなく経過しています。

平成30年8月20日にこの件に関して緊急会議を開催しました。
今回の案件は平成30年6月までの事案であり、7月以降は大きなトラブル等なく経過していますが、昨年8月の虐待後も、戒告処分による始末書への記載事項の反省が生かされずケア対応の面で、再三上司からの注意をうけており、それでも対応に改善が見られなかったことを鑑み、今回は心理的虐待による懲戒処分(減給処分)を決定しました。

その後、平成30年8月23日、理事長、施設長により、当事者と面談し、事情を聞き取り、昨年の身体的虐待時の反省も生かされておらず、利用者に対して、身体的でなくとも、心理的虐待を与えた事実は大きいとのことで、懲戒処分(減給)の決定を伝え、懲戒処分について全職員公示を本人に了承を得て、始末書の提出を求めるに至りました。

同日行政報告を行い昨年の身体的虐待と同一人物であったことを重要視され、始末書、今後の経過状況報告、理事会議事録の提出を求められましたので、今回の議事録を作成して提出いたします。

その後の職員の状況としては、当事者の勤務体制の7月ユニット異動後問題は見られていないため、現在の配置でリーダー等の第3者の目が届く体制での勤務では特に問題は見られていませんので、このままの勤務体制で考えております。
虐待についての報告は以上になります。

議長:質問、ご意見等ございませんか

原口:私の知っている利用者も入所されていますが、認知症がある方は覚えていなかったりすると思うので、今回のような虐待等無い様に管理をお願いします。高齢者を虐待する気になるのが分からないのですが。

前川:介護現場では今、ニュース等でもあっているようにさまざまな問題が発生しています。
殺人まで起きている事案もあります。介護職員等のストレス等さまざまな問題が関係していることだと思います。

森田:今回処分を行ったということで緊急会議を開催されて、そこで決定されたみたいですが、今後、出来れば処分等を行う際は会議録を作成し、理事会に提出していただきたい。

議長:分かりました。作成するように致します。この度は申し訳ありませんでした。今後このようなことが無いように注意していきたいと思っています。

議長:その他に質問等ございませんか。それでは次の報告事項を担当者より報告いたします。



利用者貴重品等紛失・盗難について
池尻:ショートステイ入所経緯から報告いたします。
平成30年8月11日朝デイサービスの迎えに行くと、玄関は鍵がかかっており本人が出てこられなかったため、キーパーソンである長男嫁に連絡。同居の長男夫婦旅行中で、孫が自宅訪問すると、ベッド下にうずくまった状態。前夜玄関にて転倒して痛みが強く動けないとのことですぐに救急病院受診するも、骨折はないとの診断にて痛み止めも処方されずかえされ、痛み強く動くことに難渋し、同居家族も不在のため、病院受診後、緊急ショート依頼あり、8月11日(土曜日)17:45 緊急でショートステイ(対応者:宿直者、現場職員)入所となった方です。
  入所後の経過としては、入所時、季肋部痛強く、発熱があり本人様は興奮状態でその対応に現場職員があたっていたため、荷物チェックは宿直者が行っています。その際、持参している黒い巾着袋の中を確認させてもらうと、数万円折りたたんでいれてある財布と折りたたんだ祝儀袋が入っており、財布内の現金はざっと4~5万ほど、祝儀袋にも現金が入っているようで、金額が大きかったため、巾着中身はそれ以上触らず、額も確認せず本人へ説明し、事務所預かりとしていました。入所中も痛み、発熱継続していた為、家族とも相談し、8月20日かかりつけを受診し、骨折の診断にてそのまま入院になられました。
今回のバッグ紛失に関して巾着内貴重品額が大きかったため、事務所内キャビネットに預からせていただいたのですが、巾着袋内現金について、家族に内緒にしてくれとのことでしたので、家族には預かりの件は連絡しておりませんでした。8月20日入院された後、キャビネット内の巾着袋について8月28日病院での担当者会議の際、受け渡しをしようと職員数人で検討し決定し、そのままキャビネットへ保管しておりました。8月28日当日、担当者会議に貴重品を持参しようと事務所内キャビネット確認をした際に紛失に気づきました。
考えられる原因と対策としまして、まずキャビネットの管理不足が第1に考えられます。
キャビネットは、日勤事務員が勤務終了後施錠はしていましたが、鍵は、デスクの上に置いており、誰でも開閉できる状況でした。事務所金庫に関しては、限定された職員しかあけることができないようになっており、入所された日は休日のため金庫を開けることができる職員不在で収納することができませんでした。
今後は、キャビネットの鍵については、事務職員・相談員以外は触れないように、管理を徹底させています。また、貴重品預かりの際は応急的にキャビネットに事務職員不在時には保管をしますが、必ず金庫へ移動するように情報共有を徹底していきます。また、防犯体制強化のため急遽事務所内にカメラを1台増設しております。
   次に、情報伝達不足の部分です。キャビネット内に貴重品をしまったことを事務室に伝達しておらず、事務職員もキャビネット内に入れてあることに気づいていても、それが何なのか確認していない状況でした。今後このようなことがないように、収納した時点で、事務職員へグループウェアにて連絡をするように情報伝達を徹底させています。
 次に家族との情報共有不足です。巾着袋内現金については家族に内緒とのことでしたので、家族関係を考慮し、本人希望を優先させる形となり、家族には預かりの件を連絡しておらず、入院になった際も、みかんの丘で預かっておいてくれとの本人の希望があり、家族にも連絡していない状況でした。
退院時期も未定で次回利用も定まっていませんでしたので、担当者会議の際、家族に渡すことを決定し、渡そうとした日に紛失が発覚しました。
今後は預かり金に関しては、必ず家族に連絡することを原則としました。以上が今回の件で講じた対策です。その後の経過としては、
8月28日 盗難の可能性も検討し、警察へ調査依頼いたしました。また、家族には電話にて状況説明を行ないました。
8月29日 自宅訪問し家族へ謝罪(施設長、事務長、担当ケアマネ)
現在までの状況を説明し、施設としては盗難も含めて現在、警察にも相談していることを伝えました。ご家族には、本人や他家族から聞き取りをしてもらい、巾着袋の中身の確認(金額と、そのほかの物品)について調査協力を依頼しました。
9月3日 家族から連絡有り。約65,000円と印鑑、長財布、小銭入れが入っていたようだと報告を受けました。
9月6日 緊急運営会議開催し、損害賠償として100,000円支払いを決定し、再度自宅訪問を行い、謝罪、損害賠償金の受け渡しを行いました。
上記の件と同時期に預り金の金額が不足していることが発覚しております。
預かり金に関してはこれまで、毎月1回、相談員2名でそれぞれ別の日に、出納帳と預かり金残金額が合致するかの確認作業を行っていました。今回8月の照合作業を1名が中旬に実施した際、5,000円不足しているのが判明。下旬の医療費清算後精査することとし、その際に上司への連絡はせず、8月26日(日)医療費清算後、出納帳と残額の確認をすると、先述の5,000円の他に、別の方の預かり金から、2万円・3万円の不足を確認。合計5万5千円が出納帳と残額とあわず、翌日もう一人の相談員と一緒に確認するも不足している状況でしたので、28日に、施設長、事務長へ報告があがりました。
まず考えられる原因として、内部盗難の可能性が第1にあります。理由として預かり金は、開設当初より事務所内金庫に保管しており、金庫の暗証番号を知っているのは、法人内で8名(施設長、事務長、事務職員4名、相談員2名)と限定はされてはいますが、対象が多かったと思います。預かり金の入出金等の現金取り扱いは、相談員のみしか行いませんが事務所内だけにとどまらず、別の空いているデスク等様々な場所で処理し、その際職員がその場を離れることはなかったとのことでしたが、現在設置しているカメラでは処理中の様子がすべて映る場所での作業ではなかったため確認できませんでした。外部盗難の可能性については、外部からの侵入口はすべてカメラで記録されており、外部不審者の侵入はありませんでした。
対策としてはまず、ショートステイ利用者荷物紛失が判明したのも、同日であり、盗難の可能性も高かったので、警察に調査を依頼しました。
警察調査の前に関係職員全員の聞き取り調査を行ないましたが全員関与していないとの事でした。盗難の可能性もあった為、暗証番号についても同日変更を行い、施設長、事務長、会計職員2名、計4名で金庫開閉を対応していくことにしました。事務所内部を見渡せるカメラを早急に追加設置し、預かり金業務については、カメラ監視ができる事務所内のデスクにて行うようにしました。
次にダブルチェック体制です。月に1回中旬から下旬にかけて、2名の相談員が別の日にチェックする体制をとっていましたが、相談員同士それぞれが実施後の報告を直接行っておらず、一方通行のメモをするだけにとどまってしまい、その後のすりあわせ等ができていませんでした。
 対策として月末医療費や預入金等の処理を全部相談員が立会人と行い、翌月上旬にもう1名の相談員、下旬に特養主任が確認という3者におけるチェック体制に変更しました。
報告については相談員がチェック後主任に状況報告を行い、下旬の主任による最終確認後運営会議で報告していくように変更しました。
警察調査については8月28日 14:30~18:30警察による立ち入り調査実施。(関係者からの事情聴取・指紋採取、預かり金袋等の指紋採取)
利用者手荷物の巾着に関しては、それをいれていたキャビネットが誰でも開けられる状態であったこと、廊下カメラで外部からの侵入を確認できず、内部犯行の可能性が高いこと、日中は人の目があっても、夜間事務所へは内部の職員であれば、誰でも侵入できていたに関わらず、事務所内はカメラも設置せず密室の状態でした。またキャビネットの指紋は多数で、対象者が多すぎることで、捜査困難との見解でした。
預かり金不明に関しては、内部犯行の疑いが濃いとの見解にて、金庫暗証番号を知っている8人に関して、警察より指紋採取・事情聴取を実施されましたが自白した職員はいませんでした。
 預かり金指紋に関しても、多数の職員の指紋が付着しており、指紋での犯人特定はできず。自白による犯人特定につなげるしかないが、自白もとれなかったため、犯人不明のまま事実調査終了の形となりました。

森田:利用者の貴重品については、もっと厳重に管理してください。信用問題になります。金庫の管理を確実に行って、キャビネットに現金を入れないような体制をお願いします。

池尻:はい。今後は管理をきちんと行っていきます。

議長:その他、質問等ございませんか。それでは次の報告事項を担当者より報告いたします。



外国人技能実習生について
池尻:去る平成30年9月15日、介護技能実習生送り出しが、ようやくミャンマー政府で認められ、外国人介護技能機構への技能実習計画認定の申請も無事に行われました。
当施設に受け入れ予定の実習生2名ともに、日本語検定N3相当を取得し、現在来日前の詰めの研修を行っているところであります。
申請許可については12月中には出る予定です。その後、年明けの1月14日から、現地にて入国前の日本語講習が3週間、2月4日から介護講習が1週間、各々予定されており、2月10日~14日にて、現地にて実習生保護者と面談を行い、その後、下旬にかけて、日本に入国し、1ヶ月の監理団体においての集合講習にて生活についての基本項目について集中的に学習します。
当法人への技能実習生受け入れは、3月下旬ころが予定されています。以上報告です。

議長:質問、ご意見等ございませんか

森田:報告事項についてですが、やはり理事会では今年度の事業計画書に対しての進捗状況を入れてください。前回の理事会から今回の理事会までの業務の進捗を説明する義務がありますので、次回からお願いします。

議長:分かりました。次回から報告していきます。その他質問等ございませんか

議場 特になし

議長:それでは議案にいきたいと思います。



第1号議案:平成30年度2次補正予算(案)について

議長:平成30年度2次補正予算(案)について、担当者より説明します。

前川:平成30年度2次補正予算(案)について説明いたします。

まず資金収支決算の法人全体として、
事業活動収入計 平成30年度1次予算488,252千円に対して2次予算477,108千円と-11,144千円
事業活動支出計 平成30年度1次予算468,480千円に対して2次予算452,099千円と-16,381千円
事業活動資金収支差額 平成30年度1次予算19,772千円に対して2次予算25,009千円と+5,237千円

施設整備等収入計 平成30年度1次予算0千円に対して2次予算40千円と+40千円
施設整備等支出計 平成30年度1次予算215,940千円に対して2次予算215,200千円
と-740千円
施設整備等資金収支差額 平成30年度1次予算-215,940千円に対して
2次予算-215,160千円と+780千円

その他の活動による収入計 平成30年度1次予算199,000千円に対して
2次予算199,153千円と+153千円
その他の活動による支出計 平成30年度1次予算19,000千円に対して
2次予算19,154千円と+154千円
その他の活動資金収支差額 平成30年度1次予算180,000千円に対して
2次予算179,999千円と-1千円。

当期資金収支差額合計 平成30年度1次予算-16,168千円に対して
2次予算-10,152千円と+6,016千円

決算金額について本部拠点、河内拠点、池上拠点については資料のとおりです。
補正金額については以上になりますが、概要について説明いたします。
まず収入についてですが、事業活動収入計 1次488,252千円から2次477,108千円と11,144千円減収を予定しています。まず河内拠点で約7,000千円減収を見込んでいます。
特養で平均介護度が昨年度より上がる予定で予算を組んでいたが、予算13,700円に対して実績約13,400円になっている。平均介護度予算3.8に対して実績3.7になっている。
また、利用者の入院・死亡等も昨年度より多く、入退所の調整が出来ていないことから減収となる予定。特養の空床利用のショートステイで2,600千円増収予定だが、予算を埋め切れていない状態です。デイサービスに関しては総合事業(予防)の単価が下がっていることもあり、予算対比で約1,000千円減収となる見込み。居宅に関してはほぼ予算どおりです。
次に池上拠点 約5,456千円減収を見込んでおります。内容としてはデイサービスみかんの花  9,300千円増収を見込み、デイサービスみかんの木(新規)14,880千円減収を見込んでいます。
当初8月オープン予定が、開発申請及び豪雨災害等において手続きが遅れ、2月中旬オープンに遅れたため今回の補正額となっております。
次に費用についてですが、事業活動支出計 1次468,480千円から2次452,099千円と16,381千円減を見込んでいます。まず、人件費として12,953千円減、次にデイサービスみかんの木のオープン遅れで10,350千円減、その他については外国人技能実習生の遅れ及び職員採用の遅れ等です。
デイサービスみかんの木のオープン遅れで1,661千円減も含み事業費として3,226千円減、次に事務費としては455千円増、河内拠点にて修繕費増等により1,415千円増、池上拠点 デイサービスみかんの木のオープン遅れで964千円減を見込んでおります。
施設整備等資金収支差額 1次215,940千円から2次215,200千円と780千円増で見込んでいます。デイサービスセンターみかんの木の遅れによる借入金返済遅れ、開発許可申請に伴う設計変更等でのものです。
その他の活動資金収支差額  ほぼ変更なしです。
以上の結果、当期資金収支差額合計 1次 -16,168千円から2次 -10,152千円と6,016千円増収を2次補正で見込んでいます。

以上の説明の後、議長は議場に承認を求め満場一致で承認された。



第2号議案:利用者預り金等管理規程について

議長:利用者預り金等管理規程について、担当者より説明します。

池尻:前回の熊本市の監査で指摘を受けていましたので、今回の報告事項での件も踏まえて規程の変更を致しました。主な変更点は第2条と7条及び10条になります。別紙にて新旧対照表を作成していますのでご確認お願いします。
様式は委任状の内容の変更及び金銭出金依頼書様式④と様式④-1の変更をしております。

議長:利用者貴重品等管理規程の変更について何かご意見はございませんか

森田:報告事項でも紛失・盗難等の報告がありましたが、事務所内に金庫も置いてあるので紛失・盗難などあってはならないと思います。事務長の役割として考えてもらい厳重に管理していただきたい。

池尻:分かりした。

議長:その他、ご意見等ございませんか

議場 特になし

以上の説明の後、議長は議場に承認を求め満場一致で承認された。



第3号議案:キャリアパス規程変更について

議長: キャリアパス規程について、担当者より説明します。

池尻:キャリアパス規程について変更を行いたく、新旧対照表を作成しております。
まず、変更点としては対象期間の変更、これについては処遇改善加算の延長に伴うものです。
4条の支給金額については、キャリアパスのステップを当初は5段階で計画していましたが、内容を作成していく過程で3段階でのステップで良いと判断して変更しております。現在の状況としてはステップ2まで取得した職員が2名おります。次に役職に対しての金額の変更を行っています。金額についてはご覧のとおりですが、職責等を考えて支給額の増額を行いたいと考えております。
5条については、処遇改善加算も継続しており、期間の消去を行っております。
変更点については以上になりますが、今回の理事会で承認を頂き来年度からの実施で考えております。

以上の説明の後、議長は議場に承認を求め満場一致で承認された。

議長は、以上をもって本理事会、全ての議案を終了した旨を宣し、閉会の挨拶を述べ、12時05分散会した。



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