理事会・評議員会報告

社会福祉法人陽光 定時評議会議事録

日 時:令和4年6月4日(土) 10:30~11:00
場 所:熊本県熊本市西区河内町白浜字堀切1440-2
    みかんの丘 会議室・WEB
評議員総数:8名
出席評議員:8名
    出席評議員:西田伸二、上杉茂雄、宮本信、土屋政伸、西村留美子、富永則幸、坂本篤史、池田佳史
出席監事:1名
    出席監事:梶原浩一
欠席監事:1名
    欠席監事:村田彫二
その他陪席:3名
陪席:上野歩、池尻久美子、前川直



議事経過の要領とその結果

 上記の通り定款第13条第1項に規定する定足数に達したので、本評議員会は適法に成立した。定款第9条第3項の規定により、議長選任について議場に諮ったところ、坂本篤史が全員一致を持って可決選任された。
坂本篤史は定款第14条第2項に定める議事録署名人を議場に諮ったところ池田佳史、土屋政伸が全員一致をもって可決選任された。被選任者は即時その就任を承諾し直ちに議案審議に入った。

報告事項

〇令和3年度事業報告・令和4年度事業計画

議長:令和3年度事業報告・令和4年度事業計画について担当者よりお願いします。

池尻は事業報告資料のとおり法人全体の事業報告について監事監査の結果、令和3年度事業計画の結果及び中長期計画の進捗状況、職員の採用・退職状況、事故の発生状況、苦情の発生状況、地域における公益的な取組状況について報告した。

 次に令和4年度の事業計画について資料のとおり中長期計画における令和4年度の行動計画及び事業計画を説明した。

前川は令和4年度収支予算の概要を資料に基づき説明した。

〇社会福祉法人 陽光 宿舎施設工事について

議長:宿舎施設工事について担当者よりお願いします。

 池尻は現在の外国人労働者の状況及び前年度から計画している宿舎建築の進捗状況を説明し、令和4年6月1日に実施した入札で落札業者が株式会社アイダ設計・落札金額40,640,000円であったことを報告し契約締結に向けて進めていることを説明した。

議長:何か質問等はございませんか

議場 なし

議長:それでは報告事項は以上となりますので議案のほうに行きたいと思いますが、第1号議案に対して特別の利害関係を有する評議員の方は挙手をお願いします。

議場 なし

議長:それでは議案に入ります。

第1号議案:令和3年度決算について

議長:令和3年度決算について、担当者より説明します。

前川:まず2022年5月10日に村田監事と梶原監事の2名にて監事監査をしていただきました。結果、事業報告及び計算関係書類ならびに財産目録について問題が無かったことを報告させていただきます。
それでは、令和3年度決算について説明いたします。
 前川:令和3年度決算(案)について説明いたします。
財産目録から説明します。流動資産合計は167,023,819円で基本財産合計は673,158,557円、その他固定資産合計は66,457,935円、固定資産合計で739,616,492円になり、資産合計で906,640,311円となりました。次に流動負債合計は48,728,393円、固定負債合計は164,280,000円となり、負債合計で213,008,393円となりました。
資産合計-負債合計の差引純資産は693,631,918円となり、この金額が資産登記の金額となります。

次に資金収支決算の法人全体として、
事業活動収入計 令和3年度2次補正519,784千円に対して決算521,547千円とプラス1,763千円
事業活動支出計 令和3年度2次補正481,089千円に対して決算483,667千円とプラス2,578千円
事業活動資金収支差額 令和3年度2次補正38,695千円に対して
決算37,880千円とマイナス815千円

施設整備等収入計 令和3年度2次補正5,160千円に対して決算5,160千円と変わらず
施設整備等支出計 令和3年度2次補正33,514千円に対して決算33,507千円とマイナス7千円

施設整備等資金収支差額 令和3年度2次補正-28,354千円に対して
決算-28,347千円とプラス7千円

その他の活動による収入計 令和3年度2次補正23,355千円に対して
決算0千円とマイナス23,355千円
その他の活動による支出計 令和3年度2次補正24,355千円に対して
決算1,000千円とマイナス23,355千円
その他の活動資金収支差額 令和3年度2次補正-1,000千円に対して
決算-1,000千円と差額ありません。

当期資金収支差額合計 令和3年度2次補正9,341千円に対して
決算8,533千円とマイナス808千円となりました。

その他本部拠点、河内拠点、池上拠点については資料のとおりです。
前川は資料に基づき、過去5年間の貸借対照表、過去6年の事業収支、各部署介護保険の収入状況、キャッシュフローの状況を説明した。
最後に社会福祉充実残高算定ですが、活用可能な財産の算定等の計算の結果、339,640,000円のマイナスとなっており計画は必要がありません。
説明は以上となります。

議長:何かご質問等ございませんか

西田:賞与引当金は無いのですか

前川:現在、陽光では賞与引当金については年度で引当金を計上しています。4月から9月で夏季賞与分の引当金を計上し、10月から3月で冬季賞与分の引当金を計上しております。

西田:分かりました。あと、貸借対照表に計上してある貸付金は何ですか

前川:以前の評議員会でも説明しました介護の学校へ通う学生に対しての奨学金になるのですが、2年前に100万円、1年前に100万円の奨学金を支出しており、その金額が貸付金として計上されております。その奨学金の学生が4月から入社しており、5月から返済が始まっております。

西田:分かりました

議長:その他、質問等ございませんか

議場 なし

議長は議場に挙手にて承認を求め承認7人・反対0人で承認された。

議長:それでは議案については以上になりますが、その他皆さんから質問等ございませんか

議場 なし

議長は、以上をもって本評議員会、全ての議案を終了した旨を宣し閉会の挨拶を述べ、11時00分散会した。

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