理事会・評議員会報告

社会福祉法人陽光 定時理事会議事録

平成 26 年 3 月 8 日(土)11:00~ みかんの丘 地域交流センター夢見館にて理事会が行われました。
理事会では、平成 25 年度の事業活動に関する報告、平成 26 年度に向けての事業計画や予算報告をいたします。ま
た、その内容に関し、出席理事の 3 分の 2 以上の賛成がとれれば承認されたこととなります。 以下、その議事録の内容になりますが、人事案件については個人名も含むため表記を控えさせていただきます。


1. 理事総数:7 名
1. 出席理事:6 名
その他出席者:7 名

第 1 号議案:平成 25 年度 2 次補正予算(案)について
口頭での説明文につきましては膨大になりますので省略し、表で明記させて頂きます。


法人全体 単位:千円

一次補正 二次補正 増減


事業活動による収支 事業活動収入計 360,183 358,649 -1,534
事業活動支出計 323,828 323,374 -454

①事業活動資金収支差額 36,355 35,275 -1,080

施設整備等による収支 施設整備等収入計 0 0 0
施設整備等支出計 25,207 24,003 -1,204

②施設整備等資金収支差額 -25,207 -24,003 1,204

その他の活動による収支 その他の活動による収入計 6,014 522 -5,492
その他の活動による支出計 15,014 9,522 -5,492


③その他の活動資金収支差額 -9,000 -9,000 0

当期資金収支差額合計 ①+②+③ 2,148 2,272 124

法人本部拠点 単位:千円

一次補正 二次補正 増減

事業活動による収支 事業活動収入計 2 2 0
事業活動支出計 5,981 439 -5,542

①事業活動資金収支差額 -5,979 -437 5,542

施設整備等による収支 施設整備等収入計 0 0 0
施設整備等支出計 0 0 0


②施設整備等資金収支差額 0 0 0
その他の活動による収支 その他の活動による収入計 6,014 522 -5,492
その他の活動による支出計 0 0 0


③その他の活動資金収支差額 6,014 522 -5,492

当期資金収支差額合計 ①+②+③ 35 85 50

河内拠点区分 単位:千円

一次補正 二次補正 増減

事業活動による収支 事業活動収入計 360,181 358,647 -1,534
事業活動支出計 317,847 322,935 5,088

①事業活動資金収支差額 42,334 35,712 -6,622

施設整備等による収支 施設整備等収入計 0 0 0
施設整備等支出計 25,207 24,003 -1,204

②施設整備等資金収支差額 -25,207 -24,003 1,204

その他の活動による収支 その他の活動による収入計 0 0 0
その他の活動による支出計 15,014 9,522 -5,492

③その他の活動資金収支差額 -15,014 -9,522 5,492

当期資金収支差額合計 ①+②+③ 2,113 2,187 74

満場一致で承認

第 2 号議案:平成 25 年度指導監査結果報告について

(1)
・「法人」指摘事項及びその事項への対応 公印の名称及び印影が登録されていない→登録。
・「特別養護老人ホーム」指摘事項及びその事項への対応(全 5 件)
①事故発生の防止のための指針の整備→作成して全職員に回覧。
②事故発生時に逼延なく報告書の提出を保険者に行う事→事故発生時フローチャートの作成と責任者を事 故防止身体拘束廃止委員長にする事とした。
③施設サービス計画についてはケアプランをサービス担当者会議の参加者に意見を募り、会議終了後に修 正する事→即日変更してその場で同意のサインをもらった。
④個別機能訓練計画書については具体的な計画と記録、評価を記載する事→変更を行った。
⑤旅費日当支給については県外出張について支出がないものが見受けられたため、道及して支給する事→ 平成 24 年度分については平成 26 年1月に平成 25 年度分に関しては平成 26 年 3 月に支給し、今後は翌 月に支給する事とした。

満場一致で承認

第 3 号議案:出張・その他旅費規程について

(1)第 5 条「旅費の全邪又は一邪について他から支弁される場合は、法人の旅費規定により計算される額との 差額を支給するものとする。」→削除。
第 6 条の 2→削除し、第 6 条⇔第 7 条で入れ替える。
「学会、研修において休日、祭日と重なった日の振替は別に行わないものとする。連日 5 日以上の学会・研
修の場合はその間の 1 日は代休を使用したものとする。また連続 7 日以上の学会・研修の場合はその間の 2
日は代休を使用したものとする。」→削除。 第 8 条→第 7 条とする。

「3 日以内に所定の出張報告諸ならびに旅費精算書を提出しなければならない」から「速やかに旅費を清算 し、研修については 7 日以内に所定の研修報告書を提出すること」へ変更。
第 10 条を第 9 条とする。
「宿泊費は職員が出張中に外泊したものに、宿泊 1 日につき 1 日分を宿泊数に応じて支給する。1)午前 0
時以降に出発し、又は午前 0 時以前に帰着した場合は宿泊費を支給しない。2)職員の縁故宅に宿泊した場 合は、宿泊料の半額を支給する。」から「宿泊費は別表の範囲内で法人が負担する。また、職員の縁故宅へ宿 泊する場合は別表宿泊料の半額を支給する。」へ変更。
第 11 条を第 10 条とする。
「前第 9 条に規程した日当は次の基準で支給する。1)」→削除。
第 12 条を第 11 条とする。
「前 9 条の規程による」から「前 8 条の規程による」へ変更。
第 13 条を第 12 条とする。
第 13 条を追加、「本規程の日当は年棒職員へは?用しない。」とした。 満場一致で承認。


第 4 号議案:諸手当基準について
(1)役職手当の変更とし、事務長・課長を 50,000 円~200,000 円、主任を 10,000 円~50,000 円、主任補佐を 3,000
円~20,000 円、リーダーを 3,000 円~10,000 円、その他の役割を 1,000 円~5,000 円とした。 満場一致で承認。


第 5 号議案:平成 26 年度事業計画について
(1)ビジョンとしては昨年と変わらず「陽光グループは新しい「介護体系」作りに着手し、その成果を全国へ発 信し続けます。」とした。 一昨年よりお世話型介護から自立支援介護へ転換を行い、水分摂取、歩行者数、オムツを外した方も格段に 増えている。平均要介護度も 3.93 から 3.68 に下がり、在宅復帰が可能な方も増えた為、次の居場所として 有料老人ホームなどを検討している。回復した方が自宅に帰られない理由としては環境因子が大きく、当施 設でも家族へのアプローチが不足している事が考えられる。またあるアンケート調査で在宅復帰ができない 理由として家族が在宅復帰を希望していない事が大多数の理由である事が分かる。今後は家族へのアプロー チを重視していく事を考えている。当施設は入所前検討カンファを行い、IADL会議(利用者さんを在宅 に戻すための環境を整えるための会議)にて内容を検討する形を取った。来年度も継続して目標を明確にし てPDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)を回し、全事業所が協働して在宅復帰ができるようにして いく。

この後、事例紹介を行った。

 在宅復帰をめざし、今後は在宅復帰加算などの加算を取得していくような方向で動いていく。当施設は循環 型ケアシステムの構築を今年度の目標とした。機能向上型特養として地域や全国に認知され、循環型施設と して機能していく。具体的には介護力向上理論を全職員が理解、実践。IADL会議での入所者の目標管理 を徹底。共通フォーマットを作成し、カンファ(個別ケアに現状報告と今後の対策に関して数人で設ける話 し合いの場)にて成功などの要因を分析するなどアセスメント力を強化。法人内、外邪の連携を強化。外邪 研究発表会など法人の取り組みを積極的にアピールしていく。以上に力を入れていく。フェイスブックなど のSNSも開設をした。今年度はアピールしてきたことから施設見学の申し込みも増えてきた為、継続して いく。

各事業所の目標: 特養は「要介護状態の改善」
デイサービスは「機能訓練を中心とした自立支援の要素の強い通所になる」 居宅は「ケアマネジメントのスキルアップ」 当施設独自の循環をめざし、将来的には外邪との連携を増やしていく。また再来年度の介護保険改正におい て要支援者は自治体事業に移行されるとされており、熊本県では基幹型サロンという事業が試験的に行われ ている。その中で当施設では原口理事が行っているサロンを強化する為、みかんの丘情報特派員に協力を依 頼し、独自のサロン・予防事業を形成していく。

特養主任より、特別養護老人ホームみかんの丘の平成 26 年度事業計画の説明。

(2)目標は「要介護状態の改善(自立支援)」。 重点施策として以下の 3 点。
①稼働率 98%以上
②科学的介護による要介護状態の改善
③基本介護の徹底と環境整備 行動計画としては①に対して肺炎や転倒骨折による入院者を出さない為に水分管理、リスクマネジメントの 強化を実施する。入院者が出た場合も早期にカンファを実施してベッドコントロールを行う。②に対しては 竹内理論である水分 1,500ml、歩行状態の改善、下剤に頼らない排便ケア、胃ろうから経口摂取への改善、 認知症状の改善への知識技術を身に付ける。③に対しては利用者の整容と環境整備に力を入れ、自覚と責任 のある職員を育成して利用者、施設が清潔に保てる施設を目指す。

デイサービス主任より、デイサービスセンターみかんの丘の平成 26 年度事業計画の説明。

(3)目標は「機能訓練を中心とした自立支援要素の強いサービスを提供する」。 利用者がサービスを遥べる仕組みを作る。まずは施設内通貨を導入してやりがいが持てるリハビリの提供に 努める。経営面では要介護者と家族のニーズに対して介護力向上で学んだ「新介護技術」を軸にIADL改 善に尽力をつくし、個別機能訓練加算Ⅱの取得を目指す。また循環型施設の歯車として「あそこに行けば元 気になれる」と地域の方に証明する事で利用者増を目指す。

居宅主任より、居宅介護支援事業所みかんの丘の平成 26 年度事業計画の説明。

(4)目標は「ケアマネジメントのスキルアップ、在宅復帰支援体制へのサポート」。
収益としては登録者数 150 名(要介護 110 名、要支援 80 名 要支援は登録者数としては 0.5 人分と換算す る)とした。行動目標としては地域とのつながりを強化していく為、地域行事、民生委員会、老人会に参加 し、情報特派員の方へ訪問を行う。また包括支援センター、他事業所との連携を強化し、特に特養からの在 宅復帰者への在宅サービスを充実させる。遥ばれる事業所になる為に、ケアマネジメントのスキルアップを 目標とし、研修会参加、居宅会議の充実、医師やソーシャルワーカーとの連携を強化する。自立支援型マネ ジメントの体系化を図る為、アセスメントツールの見直し、統一化を図る。スタッフの質の向上として介護 保険の熟知、報連相の確立、確実なレセプト請求を行っていく。また営業の一環としてホームページやブロ グを充実させていく。

理事の 1 名より、陽光が来年度で 10 年目に入る。ぜひ、陽光の事業計画を作成してそこに新規事業計画を盛り込 んでいくべきではないか、との意見が上がる。もう一点として基本的な職員研修も法人がやるべきで本邪の役割を 明確にするべきではないか、との意見が上がる。理事長は了解した事を伝える。

理事の 1 名より、在宅復帰者は在宅サービスを利用して頂くようにしていく事をやってほしい、との意見が上がり、 理事長は了解した事を伝える。

監事の 1 名より各事業所の循環型への取り組みはわかるが、全体像や全体の流れが見えない。老健などでは在宅復 帰の方と次の住家の方とでは情報取得の内容や家族対応自体が遊うようになってきている。法人全体として形でわ

かるものを明示しないと周囲、地域の方にはわかりづらいのでは、との意見が上がる。 理事長は特養が「終のすみか」としか捉えられておらず、まずは全国発信(在宅復帰の取り組みを発信する)とい う形でしか循環型の役割を明示できない。また地域包括ケアシステムでは特養は「終のすみか」である。しかし現 実的には特養にも在宅復帰できる方はたくさんいる。それを地域に帰って頂く為には「すみか」を作るしかない。 加えてヘルパーの事業なども必要である。ただし特養では「終のすみか」の機能も必要であると考えている、と答 える。

ここからはみかんの丘独自のサロン強化について理事長と理事 1 名とのやり取りが行われ、情報特派員の協力を得 ていきたいとの内容となる。
以上の説明の後、議長は議場に承認を求め、満場一致で承認。

第 6 号議案:平成 26 年度当初予算(案)について

法人全体 H25 年度 H26 年度 単位:千円

二次補正 当初予算 増減

事業活動による収支 事業活動収入計 358,649 369,682 11,033
事業活動支出計 323,374 331,297 7,923

①事業活動資金収支差額 35,275 38,385 3,110

施設整備等による収支 施設整備等収入計 0 0 0
施設整備等支出計 24,003 17,840 -6,163

②施設整備等資金収支差額 -24,003 -17,840 6,163

その他の活動による収支 その他の活動による収入計 522 5,950 5,428
その他の活動による支出計 9,522 14,950 5,428

③その他の活動資金収支差額 -9,000 -9,000 0

当期資金収支差額合計 ①+②+③ 2,272 11,545 9,273

法人本部拠点 単位:千円

二次補正 当初予算 増減

事業活動による収支 事業活動収入計 2 1 -1
事業活動支出計 439 5,923 5,484

①事業活動資金収支差額 -437 -5,922 -5,485

施設整備等による収支 施設整備等収入計 0 0 0
施設整備等支出計 0 0 0

②施設整備等資金収支差額 0 0 0

その他の活動による収支 その他の活動による収入計 522 5,950 5,428
その他の活動による支出計 0 0 0

③その他の活動資金収支差額 522 5,950 5,428

当期資金収支差額合計 ①+②+③ 85 28 -57

河内拠点区分 単位:千円

二次補正 当初予算 増減

事業活動による収支 事業活動収入計 358,647 369,681 11,034
事業活動支出計 322,935 325,374 2,439

①事業活動資金収支差額 35,712 44,307 8,595

施設整備等による収支 施設整備等収入計 0 0 0
施設整備等支出計 24,003 17,840 -6,163

②施設整備等資金収支差額 -24,003 -17,840 6,163

その他の活動による収支 その他の活動による収入計 0 0 0
その他の活動による支出計 9,522 14,950 5,428

③その他の活動資金収支差額 -9,522 -14,950 -5,428
当期資金収支差額合計 ①+②+③ 2,187 11,517 9,330


監事の 1 名より予算遉成できるか、という質問に対して理事長は可能である事を伝える。 満場一致で承認された。


第 7 号議案:施設長交代について 省略。施設長交代についてはホームページトップの施設長挨拶をご覧ください。

満場一致で承認。


第 8 号議案:理事変更について 省略。

満場一致で承認された。


以上、無事に理事会を終了致しまして、ご報告させて頂きます。

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