理事会・評議員会報告

社会福祉法人陽光 定時理事会議事録

日 時:令和6年3月16日(土) 10:30~11:20
場 所:熊本県熊本市西区河内町白浜字堀切1440-2
    みかんの丘 会議室及びWEB
理事総数:7名
出席理事:6名
    出席理事:上野歩、原口節子、小畑一喜、池尻久美子、井手淳一、前川直
欠席理事:1名
    欠席理事:森田公一
出席監事:2名
    出席監事:梶原浩一、明島章也



議事経過の要領とその結果

 上記の通り定款第26条第1項に規定する定足数に達したので、本理事会は適法に成立した。定款第23条3項及び第27条第2項の規定により、議長に理事長、議事録署名人は理事長、梶原浩一、明島章也となり即時その就任を承諾し直ちに議案審議に入った。

報告事項

議長:それでは業務執行状況を担当者より報告いたします。

池尻:令和5年度の業務執行状況を報告したいと思います。

池尻は法人の業務執行状況を資料のとおり説明した。

議長:何かご質問等ございませんか

議場 なし

議長:それでは議案に入りたいと思います。


第1号議案:令和5年度2次補正予算(案)について

議長:令和5年度2次補正予算(案)について担当者より説明します。

前川:それでは令和5年度2次補正予算を説明させていただきます。

まず資金収支予算の法人全体として、

事業活動収入計 令和5年度1次予算530,647千円に対して 2次補正527,320千円とマイナス3,327千円

事業活動支出計 令和5年度1次予算509,454千円に対して 2次補正508,668千円とマイナス786千円

事業活動資金収支差額 令和5年度1次予算21,193千円に対して 2次補正18,652千円とマイナス2,541千円

施設整備等収入計 令和5年度1次予算10千円に対して2次補正10千円と変わらず

施設整備等支出計 令和5年度1次予算24,805千円に対して 2次補正24,222千円とマイナス583千円

施設整備等資金収支差額 令和5年度1次予算-24,795千円に対して 2次補正-24,212千円とプラス583千円


その他の活動による収入計 令和5年度1次予算44,408千円に対して2次補正50,396千円とプラス5,988千円

その他の活動による支出計 令和5年度1次予算20,208千円に対して 2次補正26,196千円とプラス5,988千円

その他の活動資金収支差額 令和5年度1次予算24,200千円に対して 2次補正24,200千円と変わらず


当期資金収支差額合計 令和5年度1次予算20,598千円に対して 2次補正18,640千円とマイナス1,958千円

2次補正予算について本部拠点、河内拠点、池上拠点については資料のとおりです。


補正予算の概要を説明いたします。2次補正予算の事業活動収入について在宅部門のデイサービス及び居宅事業所で前年度からの利用者の減少を新規利用者で補えず介護保険収入で予算比約480万円減収見込みとなっております。また、事業活動収入に物価高騰支援金を約150万計上しており、介護収入としては1次補正予算よりも約330万円減収を見込んでおります。

事業活動支出に関しては修繕費の増加及び物価高等影響はありますが、事業活動支出としては1次補正とほぼ変わらない予算を見込んでおり、事業活動収支差額として約250万円減を見込んでおります。

次に施設整備等による収支、その他の活動による収支については資金移動の増減のみで、ほぼ1次補正と変更はありません。

当期資金収支差額合計として1次補正予算20,598千円に対して2次補正予算18,640千円と約2,000千円減益見込みを考えております。以上、説明を終わります。

議長:何かご質問等ございませんか

議場 なし

以上の説明の後、議長は議場に挙手にて承認を求め満場一致で承認された。


第2号議案:介護職員処遇改善支援補助金規程について

議長:介護職員処遇改善支援補助金について担当者より説明します。

池尻:「デフレ完全脱却のための総合経済対策」に基づき、介護職員等の賃上げ効果が継続される取り組みを行うことを前提として、賃金引上げを令和6年2月より実施した事業所に対して補助金が支給されるため規程を作成しております。規程にもありますように2月分、3月分を3月に支給し、5月支給まではこの規程にて支給したいと考えておりますので、この理事会で制定していただき令和6年2月1日に遡及して施行したいと考えております。

次に、この規程は5月末で廃止し、6月からは新たな処遇改善規程へ1本化を予定しています。新たな処遇改善規程については第4号議案で説明したいと考えております。

議長:何かご質問等ございませんか

議場 なし

以上の説明の後、議長は議場に挙手にて承認を求め満場一致で承認された。


第3号議案:就業規則等変更について

議長:就業規則等変更について担当者より説明します。

池尻:就業規則等の変更について、前回の理事会でも説明させていただいていた、特養職員の週休3日への移行伴い、勤務及び勤務時間などの変更、また、技能実習生についてパートタイマー就業規則で運用していましたが、技能実習生用の就業規則を新たに作成しましたので説明させていただきます。

池尻は資料のとおり説明した

議長:何かご質問等ございませんか

明島:週休3日への移行については特養職員全員ですか

池尻:ユニットで介護業務を行っている職員は全員です。看護等については今までどおりの勤務になります。

明島:職員からの意見はありましたか

池尻:職員へ周知を行い勤務時間が延びることへの不安な声も上がったが、全体的には休みの数が増え、職員同士が重なる時間も増えて良いとの意見がほとんどでした。

明島:分かりました

議長:その他、質問等ございませんか

議場 なし

以上の説明の後、議長は議場に挙手にて承認を求め満場一致で承認された。


第4号議案:介護職員等処遇改善手当規程について

議長:介護職員等処遇改善規程について担当者より説明します。

池尻:令和6年6月より、処遇改善加算と特定処遇加算とベースアップ等加算と第2号議案の補助金分が1つの加算へ変更になりますので、新たに介護職員等処遇改善手当規程を作成しております。

今までの規程を1つにまとめた規程に2号議案の補助金を手当に含めたものとなっております。

池尻は資料のとおり説明した

議長:何かご質問等ございませんか

議場 なし

以上の説明の後、議長は議場に挙手にて承認を求め満場一致で承認された。


第5号議案:令和6年度事業計画(案)について

議長:令和6年度事業計画(案)について担当者より説明します。

池尻:令和6年度事業計画(案)について説明します。

池尻は中長期計画説明した後、2024年度目標を「働き続けたい職場作り ~介護DX化の推進~」とし、2024年度行動計画として1.新規利用者獲得をはかり、各部署収入アップを目指す 2.地域サロンの再開 3.特養部分、音声入力アプリ・インカムの導入 4.特養週休3日制を導入し、働き方改革の推進を図る。 5.安定した人材の確保、定着率の向上に努める。とした計画を説明した。また、年間行事計画、令和6年度法人事業計画BSC、各部署事業計画BSCを説明した。

議長:何かご質問等ございませんか

議場 なし

以上の説明の後、議長は議場に挙手にて承認を求め満場一致で承認された。


第6号議案:令和6年度当初予算(案)について

議長:それでは令和6年度当初予算について説明お願いします。

前川:令和6年度当初予算について説明します。

まず資金収支予算の法人全体として、

事業活動収入計 令和5年度2次予算527,320千円に対して当初予算553,428千円とプラス26,108千円

事業活動支出計 令和5年度2次予算508,668千円に対して当初予算524,864千円とプラス16,196千円

事業活動資金収支差額 令和5年度2次予算18,652千円に対して当初予算28,564円とプラス9,912千円

施設整備等収入計 令和5年度2次予算10千円に対して当初予算0円とマイナス10千円

施設整備等支出計 令和5年度2次予算24,222千円に対して当初予算15,892千円とマイナス8,330千円

施設整備等資金収支差額 令和5年度2次予算-24,212千円に対して当初予算-15,892千円とプラス8,320千円

その他の活動による収入計 令和5年度2次予算50,396千円に対して当初予算13,436千円とマイナス36,960千円

その他の活動による支出計 令和5年度2次予算26,196千円に対して当初予算19,236千円とマイナス6,960千円

その他の活動資金収支差額 令和5年度2次予算24,200千円に対して当初予算-5,800千円とマイナス30,000千円

当期資金収支差額合計 令和5年度2次予算18,640千円に対して当初予算6,872千円とマイナス11,768千円

当初予算について本部拠点、河内拠点、池上拠点については資料のとおりです。

令和6年度当初予算の概要ですが、まず収入について令和5年度は各部署営業を強化し、新規利用者獲得も予算どおりであったが、入院・入所、コロナ感染等、利用中止になる事例が多く最終的には予算未達となりました。しかし、利用者獲得については予定どおりに達成できたので、引き続き営業を強化し、利用者数増加を目指していきたいと考えております。また、令和6年度は介護報酬改定でもあり、積極的に加算を取得し、利用者単価を上げていきたいと思っており、約26,000千円の増収を見込んでおります。費用については人件費増、物価高騰等もありますが、事業活動資金収支差額で約28,000千円を目標に運営していきたいと考えております。

設備投資予定としてパソコン、コピー機等で3,700千円の支出を計画しております。また、第5号議案でも施設長が説明しましたが、音声入力、電子同意などの導入を考えております。

議長:何かご質問等ございませんか

議場 なし

以上の説明の後、議長は議場に挙手にて承認を求め満場一致で承認された。

その他

議長:理事会の議案については以上になりますが、その他皆さんから何かございませんか

議場 なし

議長:それでは次回理事会のスケジュールですが、令和6年5月18日(土曜日)を予定しております。

また、監事の方ですが監事監査の日程については会計事務所と相談し、5月の第2週で調整を考えておりますので、予定に入れておいてください。日程が決まりましたら連絡いたします。

議長は、以上をもって本理事会、全ての議案を終了した旨を宣し、閉会の挨拶を述べ、11時20分散会した。

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